2020.06.15
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用語解説 表面処理編②

金属加工、機械加工における、専門用語「表面処理編2」をわかりやすく解説致します。
機械加工ビギナーの人にとっては加工用語がなかなか覚えられない、意味が分からないものが多い事があるのではないでしょうか。
加工部品の専門商社がまとめた〈表面処理の専門用語集〉で理解を深めていただけるコンテンツとなっています。

アルマイト

アルミニウムを電解処理して人工的に酸化皮膜(アルミの酸化物)を作り出す表面処理加工。元々アルミニウムは酸素と結び付きやすく、薄い酸化皮膜を作るため耐食性が良いが、環境によっては腐食してしまうため、表面の保護を目的にアルマイトが施される。メッキとの違いは、メッキは金属の表面上をコーティングするように膜が作られるが、アルマイトはアルミニウムの表面上に成長皮膜、下に浸透皮膜が作り出され剥がれにくい。

 

タフラム

アルミニウムに対する硬質アルマイトとフッ素樹脂を組み合わせた表面処理加工。硬度を高め耐摩耗性を向上させるほか、電気絶縁性や耐食性、非粘着性を向上させる。タフラムは米国ゼネラル・マグナプレート社の登録商標。日本では、アルバックテクノ株式会社が日本国内で唯一ライセンス生産している。

 

テフロンコーティング

非粘着性、滑り性、撥水性などの向上を目的に施される表面処理加工。材料にテフロン(フッ素樹脂)を吹き付け焼き付け塗装を行うことで表面をコーティングする。「フッ素樹脂コーティング」ともいう。
 

パーカーライジング

鉄鋼などの金属をリン酸と第一リン酸塩を含む溶液に浸漬させることで、リン酸塩皮膜を形成する表面処理加工。防錆を目的に行うほか、加工後表面が梨地になるため塗装の密着性を高める塗装下地として施す場合もある。

 

黒染め

鉄鋼などの金属の表面に四三酸化鉄皮膜を形成する表面処理加工。黒い見た目になるため、意匠性を持たせることを目的に施す場合もある。防錆油を塗布することで耐食性を向上させることができるが、油分が切れると錆びが進む。
 

 

表面処理の事例

アルミ/A2017/複合旋盤加工+硬質アルマイト

某光学機器メーカー様よりご依頼を頂き、計測装置用部品の製作を承りました。
A2017 アルミ材(ジュラルミン)へ硬質アルマイトを施しております。

弊社では、材料手配から加工、表面処理まで多工程品でも一括で承ります。
全ての手配を一本化する事により調達業務の簡素化・効率化に繋がります。

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