2022.04.06
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治具とは?種類や使い方についてご紹介

治具について

製造業に関わっていない方は、「治具(じぐ)」と言われても聞き慣れないワードかと思います。
治具は用途によって形や大きさなど、種類もさまざまです。
本記事では、治具とは何か、治具の種類や使い方についてご紹介していきます。

 

治具(じぐ)とは?

治具とは、加工物(ワーク)を固定して、位置決めをしたり、加工しやすく(加工を案内してくれる)したりする補助工具のことを指します。
加工物が曲がっているような曲面状のワークの場合、まっすぐに操作しているつもりでも、ズレが発生したり、斜めに穴をあけてしまうことがあります。
そういった加工を行う際に、治具を使用することで、安定した状態で加工することができ、品質の安定や生産性の向上に繋げることができます。
補助の役割を持つ治具ですが、加工物や加工内容に合わせてひとつひとつ作られることが大半です。

 

治具を用いるメリット

治具を用いることで品質の安定化が可能なことから、サービス全体の品質向上につながるメリットがあります。
またそのほかのメリットとして、難しい加工を簡易化したり、人的ミスを抑えることができたりすることから、加工者の技術に頼りきらなくて済み、再現性を高められることなどが挙げられます。
ただし、治具の導入には費用も発生することから、ロットが少ないものに対しては不向きの場合もあるため、注意が必要です。

 

治具の種類

こちらでは、治具の種類をご紹介します。
●切断治具
●曲げ治具
●溶接治具
●熱処理治具
●塗装治具
●メッキ治具
●組立治具
●挿入治具
●引抜治具
●検査治具
●測定治具

 

治具の使い方・用途

治具はクランプのような一般的な工具とは異なり、加工物の位置を決めて治具上に固定することから精度を高めることができます。
固定後は穴あけやせん断といった加工をすることが多いですが、治具を使用する理由はさまざまで、加工だけではなく組み立てにも用いられます。
また、検査の精度を上げたり、測定をしやすくしたりするといった安定性や生産性の向上、省スペース化や作業効率の向上を図ることも可能です。

 

おわりに

本記事では治具とは何か、治具の種類や使い方についてご紹介しました。
加工物を固定して位置決めや加工をしやすくするだけではなく、検査や測定の精度を上げたり、組み立てを補助したりすることにも使用されます。
治具はさまざまな業界や用途で使用されることから、大量生産はされずにひとつひとつ作られています。
自動化装置の導入は難しくても品質や安定性の向上を図りたい方は、治具の導入も検討されてはいかがでしょうか。

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