2020.06.08
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用語解説 焼入れ編

金属加工、機械加工における、専門用語「焼入れ編」をわかりやすく解説致します。
機械加工ビギナーの人にとっては加工用語がなかなか覚えられない、意味が分からないものが多い事があるのではないでしょうか。
加工部品の専門商社がまとめた〈焼入れの専門用語集〉で理解を深めていただけるコンテンツとなっています。

焼入れ

炭素を含む金属(主に鉄鋼材)の加熱・冷却することで生じる組織変化を活用し、鋼を硬くするために行われる熱処理方法。焼入れをすることで、硬度を高めることはできるが、脆く割れやすくなるため、基本的には「焼入れ」後に「焼戻し」と呼ばれる硬度を弱め、粘りを増加させる処理を併せて行う。

 

ズブ焼き

熱処理方法における「全体焼入れ」のことを指す業界用語。鋼材の芯部まで熱処理を施すことで引張や圧縮に強い高硬度が得られるが、粘りが必要な場合は表面のみ硬くする表面焼入れが適している。

 

高周波焼入れ

高周波誘導電流を利用し、鋼材の表面を加熱する焼入れ処理。金属に銅線のコイルを巻きつけて熱するため、任意の部分を硬化させることができる。ほかの表面熱処理に比べ、二酸化炭素の排出量や消費エネルギー量が少なく、地球に優しい処理方法。
 

浸炭焼入れ

焼入れに不向きである低炭素鋼の表面に炭素を浸透させ高炭素化させたものを焼入れ・焼戻しを行う処理。表面は硬く耐摩耗性に優れ、内部は軟らかく粘り強いという性質を持ち合わせることができる。

 

真空焼入れ

真空状態の炉内で加熱し、急冷する焼入れ処理。真空であるため、製品表面の酸化や脱炭を防ぎ、光沢のある仕上がりにできる上、ムラのない硬さを得ることができる。

 

 

焼入れの事例

鉄/S45C/旋盤加工/高周波焼入れ/円筒研磨

こちらのシャフトは、L寸500mm、Φ30mmの製品です。軸部には高周波焼入れを施しており、
HRC(ロックウェル硬さ)は40~43と高硬度の製品です。
また、軸のはめあい公差は g6 指示の為、円筒研磨にて仕上げております。

弊社では、材料手配から加工、焼入れ・研磨まで多工程品でも一括で承ります。
全ての手配を一本化する事により調達業務の簡素化・効率化に繋がります。

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