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2022.09.16
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加工部品に検査が必要な理由と検査の種類をご紹介

加工部品に検査が必要な理由

加工部品に検査が必要な理由をご存じでしょうか。
本記事では、加工部品に検査が必要な理由や検査の種類についてご紹介します。

 

なぜ加工部品の検査が必要なのか?

依頼した加工部品が期限通りに納品されても、要求に合致したものでない場合は不良品となってしまいます。
仕上がった加工部品が図面通りであるかなど、品質を担保するためには加工部品の検査が必要です。
近年では、求められる品質基準が高まってきていることから、検査にかかってくる工数も増えるといった問題があります。
また、検査だけを外部へ委託されることも増えてきているのが現状ですが、検査に関するノウハウがある企業を選定することが大切です。
 

加工部品を製作する上で必要な検査の種類

加工部品を製作する際には、材料を受け入れるところから出荷するまでに、必要なタイミングで検査が行われます。
例えば、加工前の材料を受け入れる際に材料自体の品質を受入検査で確認したり、工程内検査では製作途中の部品を取り出して確認したりします。
完成した加工部品がお客様の要求に沿ったものになっているかを出荷前検査で確認します。
出荷前の検査では、目視によるキズやへこみがないかの外観検査や、図面の寸法と合っているか測定器を用いて検査を行います。
このように、各検査を行うことで不良品の発生をおさえることができます。

加工部品の検査で使用する検査器具の一例

加工部品の検査で使用する検査器具の一例をご紹介します。

ノギス 長さ、太さ、内径、外径、深さを測定することが可能
マイクロメーター 長さ、太さ、外径を0.01㎜まで測ることが可能
ブロックゲージ 測定器の校正にも用いられる最も精度の高い測定器
三次元測定機 対象物を三次元的に計測できる測定器

 

エージェンシーアシストの加工部品検査

エージェンシーアシストの加工部品調達サービスでは、納品前に品質管理センターで検査を行い、品質保証済みの部品を納品しています。
また、「検査だけ」を行う計測サービスも展開しています。
三次元測定、幾何公差測定、画像寸法測定、スキャンモデリング、表面粗さ測定、材質・成分分析、硬さ試験、その他各種測定まで、幅広い検査の対応が可能です。
計測、評価、リバースエンジニアリングの3つの計測サービスについては下記よりご覧ください。
計測サービスはこちら(https://www.agency-assist.co.jp/service/measurement/
 

おわりに

加工部品に検査が必要な理由と検査の種類についてご紹介しました。
各検査を行うことで不良品の発生をおさえることができ、お客様の要求に沿った加工部品を納品することができます。
求められる品質が高くなると検査にかかってくる工数も増えていきますので、検査だけをノウハウのある企業へ依頼するのも良いでしょう。

受託測定も「エージェンシーアシスト」にお任せください!

エージェンシーアシストには品質管理センターが国内に3拠点あり、
加工部品調達サービスの納品前検査はもちろんのこと、「検査だけ」の受託測定もお受けしております。

三次元測定機や画像寸法測定器、成分分析機など
検査機器ラインナップはこちら https://www.agency-assist.co.jp/service/measurement/

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