機能 | : | 対象ワークを半手動で巻取る |
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対象ワーク | : | コイル |
サイズ | : | (W)500×(D)120×(H)480mm |
「構想と設計だけ依頼したい」など部分的なご利用も可能です。近年、機械設計者が減る中で、社内の人的リソースの確保やスポットで設計をアウトソーシングするニーズが高まっています。エージェンシーアシストなら熟練の設計者によって、お客様の作業工程や設備に最適な自動化装置や専用治具のアイディア設計をご提案します。
企画立案では、例えば「ペダルで進む(自転車)装置」が欲しいというように、まず何をどうしたいのか明確にします。もちろん実際の機械装置の場合はもっと複雑です。そのためにもお客様のニーズを技術営業者と設計者がしっかりとヒアリングさせていただき、QCD(品質・コスト・納期)を考慮しながら機械の仕様を決めていきます。
構想段階では、例えば2輪か4輪、ペダルの個数や大きさなど作業工程の中で最適なものを検討していきます。構想段階で工程導入後に成立する内容にまで落とし込みを行います。無理な仕様や構造のまま進んでしまい再度構想から練り直し、納期が延びて実現せず終わってしまうケースを防ぎます。
基本設計では、例えば自転車のタイヤとペダルの駆動方式はドライブシャフトなのかベルトチェーンなのか、ハンドルなら人間工学に基づき身体的特性に適合するよう設計したりより細かく検討していきます。また、静力学と動力学など機械力学を理解して設計することで適正なスペックでの提案が可能になります。
詳細設計では、前項までの要件を基に図面を作成します。試作品を製作後、確認・検証を実施してデバッグ作業を行います。試作評価→デバッグ→設計調整→試作評価と調整を繰り返し、工程導入を目指していきます。
技術分野:汎用工具
✔ 背景技術
一般的にピンなどの圧入に用いる従来型手動式圧入機は、クランク機構もしくはラック&ピニオン方式を用います。そのため、力率を上げるための手法として、回転軸から作用点の長さを長くする(ハンドルを長くする)か、ピニオン径を小さくするしかありません。結果的には作用点の移動距離が長くなり作業性が落ちてしまいます。
手動式圧入機が解決しようとする課題は、小さな力で大きな圧入力を発生させる仕組みを考案することです。且つ軽量、コンパクトで操作性の高い圧入機を実現させることです。
解決手段 | レバー構成を2箇所にすることにより課題を解決します。 |
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本機での圧入作業は、従来型と比較して格段に小さな力でピンなどを圧入することができます。また、本機自体の軽量化にも有利な仕組みとなりました。
技術分野:産業用設備機械
✔ 背景技術
図のように幅1000mm、高さ400mm程度の槽があり、その中の液体を大小2枚のプロペラスクリューで攪拌します。攪拌後スクリューを槽より引き上げる際、市販の電動リフターで昇降させています。
(1)既設設備の方法では、プロペラシャフトに剛性がないため、槽底部にプロペラが干渉してしまうなど高さ微調整が不可能。
(2)プロペラ駆動力が少なく、回転数が安定しない。
(3)電動リフターが重量物かつサイズが大きいため、既設のフロアエリアでは操作が困難。小さなリフターでは、さらに剛性が足りなくなる。
既存サイズのプロペラの駆動トルクを十分確保すること。プロペラ軸部が動かないよう昇降機構に対し充分に剛性を高める且つ、構造を最適化しサイズと機総重量を必要最小限にすることが必要です。
解決手段 | 本機は、直動昇降を断念して円軌跡で昇降を達成することにより不必要な重量超過を解決しました。その結果、駆動モーターは、従来の4倍程度を確保しつつ、重量は1/4~1/5としています。 |
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本機では、既設の攪拌設備と比較して格段に軽量でコンパクト、高剛性です。高さ微調節およびプロペラ昇降作業、またエリア内の取り回し作業が向上する見込みです。
半手動で抵コスト、メンテンナンスも簡単にできる
機能 | : | 対象ワークを半手動で巻取る |
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対象ワーク | : | コイル |
サイズ | : | (W)500×(D)120×(H)480mm |
設計詳細
コイル巻線治具の設計を行いました。全自動の治具にすると価格がかかってしまうため、半自動のご提案で可能な限りコストを抑え、低価格で設計をさせていただきました。不要な要素は省いたことにより低価格を実現しつつ、メンテナンス性の良さもメリットとしてあります。
シリンダーなどを使用し動きに変化を付けて、見せる装置を構想
機能 | : | ワークを掴んで、センサで検出、OK/NGを判定し、払い出す(繰り返し) |
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対象ワーク | : | 円筒形 |
サイズ | : | (W)700×(D)600×(H)1480mm |
設計詳細
展示会の展示物用としてデモ機の設計の依頼をお受けしました。音と場所に制限があったためエアーを使わず電気の仕様で設計。シリンダーを駆使して空間全体をご覧いただけるように動きを構築しました。また単調にならないよう、タッチパネルで簡単に操作の入れ替えが出来る様にしております。